八甲田温泉(Hakkouda Spa  


施設名 八甲田温泉 遊仙     ※新しい施設はこちら
場 所 青森県青森市駒込字深沢
<芒硝泉>
源泉名 八甲田温泉
泉 質 含土類-石膏・芒硝泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 64.0℃ pH 7.8 溶存成分総計 1,601mg/kg
お湯の様子 茶褐色やや濁,熱め,土類臭,ビリビリ感あり,かけ流し
<露天風呂>
源泉名 八甲田6号泉
泉 質 酸性明礬泉(緊張性低張性高温泉)
温 度 42.0℃ pH 2.4 溶存成分総計 2,871mg/kg
お湯の様子 無色透明,白い湯花,酸味,明礬臭+硫黄臭,温め,かけ流し
料 金 500円 営業時間 10:00〜17:30

 青森市幸畑十文字から雪中行軍で有名な田代平高原をめざす。陸上自衛隊が陥ったガス穴まで行く手前で看板通り天間林方面へ曲がるとすぐに着く。通念除雪により、1年中道は通っているが、採算が合わないと言うことから、冬季は閉鎖している。

 源泉は2種類有り、明礬泉のお湯(炭酸ガスを含む)と芒硝泉(内湯のさらりとしたほう)がある。明礬泉はぬるめで、秋や春はあたたまるまで根気が必要。しかし、温さとは別に夜間に露天風呂から見上げる星空は何ともいえない感動がある。日帰り入浴だとラムネ風呂は女性専用のみとなり男性は満喫できない。宿泊者のみつぶれかかった白樺館のほうにあるラムネ湯に入浴ができる。(しかし、白樺館自体が危険な状態になり2つあった内湯のうち 一時的に1つしか利用できなくなった)。芒硝泉は,茶褐色薄白濁で,土系の香りがする。やや熱めでこちらの方が個人的には好みのお湯。温めの明礬泉とは違いこちらはピリリとからだが引き締まる感じがする。ここは宿泊で通算5度ほど利用しているが,値段と料理のバランスがすばらしい。ぜひ立ち寄りではなく宿泊で利用してほしい。
 宿自体の雰囲気、お湯の泉質、料理と申し分ないが、通年営業とラムネ湯の改善が望まれるところである。

H14/11/3再訪


  
こちらが内湯の芒硝泉。薄白濁で土系の香りがする。   外へ出ると岩組の露天風呂が2つ。別源泉。   露天風呂から八甲田山を望む。

  
名物のラムネ湯浴槽。泡つきが抜群の明礬泉!   右側浴室の湯口。静かに注がれる温湯。  左側浴室の窓の外には雄大な八甲田の姿が見える。