はちのへ温泉(Hachinohe Spa


施設名 はちのへ温泉
場 所 青森県八戸市尻内町字島田
源泉名 八戸温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
温 度 50.6℃ pH 7.0 溶存成分総計 10,675mg/kg
お湯の様子 茶褐色白濁,金気臭,苦味+塩味,熱め,かけ流し
料 金 420円 営業時間 6:00〜22:00 

 JR八戸駅前から産業通りを百石三沢方面へ向かい、合同庁舎のすぐ横。八戸市内では珍しいしっかりした温泉 。源泉をピュアなまま使っている温泉施設は,八戸市内ではここと長寿温泉しかない。値段は銭湯と同じなので、温泉を味わいたい時はこちらがお勧め。

 お湯は鉄分を含んだ濃い食塩泉で中央の浴槽が熱めのお湯で,二股らぢうむのような不思議な形のもこもこ岩から勢いよく浴槽に注がれている。その浴槽を1/3ほど覆い隠すスノコのようなマグロ場所(横たわってオヤジ化する場所)があり、恒に2〜3人のオヤジ様が横たわっている。お湯が強烈な食塩泉のため長時間入っていると確実にノックアウトされるが、体のシンからあたたまる。 カランからもピュアな源泉が吹き出してくる。ここのお湯は毎日通うには辛いが,真冬など温まりたいときにはとても助かる。八戸市のオアシス的銭湯。同じような名前の新八温泉があるが、こっちはレジャーランドなので温泉と考えない方がよい。

H15/2/20 

  
内湯,茶褐色やや緑色濁り湯。金気臭と塩化物の湯。   板下を湯が通るトドスペース。この先から掛け流し。   この独特な湯口がすごかった。


 新しく改装になったはちのへ温泉に意を決して訪れてみた。以前の面影はなく,本当に新しい施設になった。浴槽スペースは奥に向かって細長く並び,反対側が洗い場スペースになっていた。手前からかけ湯,温めの湯,源泉(熱湯),ジェットバス…。とどんどん並んでいく。温泉好きなら間違いなく源泉浴槽だ。相変わらずパンチの効いた黄褐色のお湯が力強く個性を主張している。冬などにとても重宝する塩化物泉が健在だったのはうれしい話だったが,以前の浴室にあったトドスペースが無くなってしまったので,寂しさのほうが大きかった。

H19/10/18

  
こちらが源泉浴槽。奥に不思議な庭園スペースがある。  湯口からは相変わらず濃いお湯が注がれる。  かけ湯も若干うす濁り。浴感は低い。


 久しぶりにはちのへ温泉に行ってびっくりしたこと。お湯がMTになっていること。これは近々休業し、また堀直すのかもしれませんね。それとも濾過器を入れたのでしょうか?お湯は相変わらずの強い塩化物泉で、ガッツリと温まりますが…。

H25/2/2

 
湯口の周りもしっかりタイルが見えます。   底のタイルが見えるなんて…これはいったい??