館山温泉(Tateyama Spa


施設名 からんころん温泉
場 所 青森県平川市館山字板橋
源泉名 館山源泉
泉 質 アルカリ性単純温泉
温 度 50.7℃ pH 8.72 溶存成分総計 540mg/kg

(Na 117mg, Cl 101mg, HCO3 95mg, CO3 26.7mg)

お湯の様子 無色透明、無味、弱温泉臭、つるつる、かけ流し
料 金 350円 営業時間 5:00〜24:00

 平川市と弘前市との境目から2kmほど内側に入ったところにある新興センター系施設。家族風呂がバラエティに富んでいる温泉で、いつも家族風呂は予約でいっぱいになっている。

 入り口から入ってまず大きな狸の瀬戸物がお出迎えしてくれる。そこから男女に分かれた浴室へと向かう。さて浴室内だが、手前が洗い場コーナー。奥が浴槽とサウナ、水風呂と続き、そこから外へ出ると岩木山の眺めが美しい露天風呂へと抜けられる。内湯は大きめのぬるめ浴槽と小さめの熱湯浴槽があり、どちらも掛け流されている。洗い場方向にではなく、壁側のほうに流れていく仕組みになっており、それぞれ廃湯が追いつかないくらい豪快に流れていっている。無色透明で湯口付近では若干鉱物臭が香ってくる。癖のない単純泉で汗を流すのにはとても気持ちがよい。
 露天風呂へ向かうと、右側に打たせ湯があり、打たせ湯前に鳥居がある。御利益がありそうな無さそうな…。その鳥居を横目に見ながら奥の露天風呂へ向かった。露天風呂は外気のせいなのか若干ぬるめで、お湯のイメージが内湯と全然違う。湯面からもはっきりと温泉臭が香り、つるつる感がかなり高いのだ。明らかに内湯より濃い(とはいえ単純泉での話ですが…)お湯だ。おそらく加水なしの源泉100%なのだろう。ここの湯使いが非常に心地よく気に入りました。ここを再訪する際は間違いなく露天風呂に1時間コースでしょう。

H20/4/6

  
手前があつい湯。奥の広いほうがぬるい湯。   浴槽の横に掛け流されていく仕組みとなっており、どばどばあふれている。 湯口は箱の内側に打たせてから出す仕組み。

  
こちらが露天風呂。ここが無加水源泉かけ流し。  濃さが全然違います。ここの露天なら◎です。    ここのオーナーの考え方がとても好感が持てます。


 今回はパイナップルの風呂に浸かりたい、という理由で行って来ました。ちょうどパインの部屋が空いているという情報を電話でゲットしたので奮発してパイナップル浴槽と面会です。
 いやあ、パイナップル好きにはたまらないすばらしい浴槽です。お湯は夏向きの透明湯で、汗がさっと引きます。家族でこういう浴槽を利用できる人たちがうらやましすぎます。

H26/7/6


こちらがパインの部屋。 リクライニングチェアが素敵。     浴槽の陶器がパインなんです。パイン好きには堪らないです。    湯口から注がれる加水済み源泉。自分で調整することもできます