八戸市内銭湯(Hachinohe Public Spa


施設名

高砂湯

場 所

青森県八戸市白銀町字三島上

源泉名

泉 質

推定 単純冷鉱泉

温 度 pH 溶存成分総計
お湯の様子 無色透明,うす石膏味,無臭,かけ流し(水風呂)   主浴槽)循環,加温,消毒有り
料 金 420円 営業時間 13:00〜24:00 月曜定休

 八戸市の白銀交番前にある昔からある銭湯。近くにあった椿の湯が廃業したため,八戸工大一高校や光星学院高校の寮生がたくさん訪れて賑わっている。この日も推定20人前後の高校生でごった返していた。この銭湯は地下水を利用しているのだが温泉として申請していないためこのページでは銭湯として扱う。

 男女別の入り口から入って番台で支払う昔ながらの形式で,藤製のカゴ,ケロリン桶と昭和時代のアイテムも一通りそろっている。浴室内は明るい雰囲気で実に賑やかだった。こんなに賑やかな八戸市内の銭湯はここが初めてかもしれない。浴槽が3つに分かれていて,広い浴槽はブラックシリカ投入風呂,奥が元ジャグジーだった深い浴槽,手前の小さいのがでんき風呂だ。その浴槽に10人くらいの高校生が使って賑やかに談笑している。洗い場は全て埋まり,みんな一気に体を洗っている。奥のサウナとその前にある源泉水風呂前もにぎやかだ。本日の薬湯はワイン風呂で紫色の不気味なお湯になっていた。どこもかしこも賑やかで,高校生の中で地元民が静かに体を洗っているという感じだ。源泉がそのまま出てくるカランはお湯の方に石膏成分が付着して変色している。源泉自体もうっすら石膏味が感じられ,まったりした味がする。おそらく三島の湧水に近い成分なのだろう。
 それにしても賑やかな銭湯だった。思えば昭和40〜50年代はどこの銭湯もこのように賑やかだったのだろう。これから先はいったいどうなっていくのか…。

H20/11/23


 
こちら石膏成分で白く変色したお湯カラン。    サウナ前の源泉水風呂。ここはかけ流しになっている。