西北温泉(Seihoku Spa 


施設名 西北温泉
場 所 青森県五所川原市柏原町
源泉名 西北温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉
温 度 52.0℃ pH 8.3 溶存成分総計 11,222mg/kg
(Na 4000mg, Cl 6280mg, HCO3 256mg, Mg 49mg, Fe(1)1.9mg)
お湯の様子 茶褐色透明,塩味,無臭,循環かかけ流しか不明,加温あり
料 金 380円 営業時間 7:00〜22:00

正式に廃業を確認しました。個人的には残念でなりません。


 五所川原市の中心部にある昔ながらの温泉銭湯。入浴料が青森県公衆浴場組合から10円安い微妙な値段設定。入口の手前にタイヤが山積みになっており,タイヤボイラーでお湯を沸かしているのが明らかにわかる。昭和39年の源泉分析表では52℃とあるのだが,現在はもしかすると加温が必要な温度に下がってしまったのかもしれない。

 入口から入るとまず目を引くのが脱衣所上に掲げられた広告看板である。浴室内にあるのは上山温泉の下大湯や湯沢市内の銭湯だが,ここは脱衣所の上にたくさん広告が並んでいる。常連さんの温泉道具が奥のロッカーに並び,一見さんは手前のロッカーを使うことになる。さて,浴室内はというと,円形の浴槽を3つに区切っており,48℃の浴槽,45℃の浴槽,43℃の浴槽と分けられている。48℃の浴槽は入れないくらい熱かった。茶褐色でよどんだ感じがするお湯で,うっすら塩味を感じる。どこからお湯が注がれているのか全くわからなかった。かけ流しされている様子も無い。果たして循環なのか,かけ流しなのか,ぜひだれかリサーチして欲しい。脱衣所のガラスには,循環していませんという張り紙があるが?詳細は不明である。男女の仕切の上にいる観音様が知っているのでしょうか。滝ノ湯温泉と共に五所川原市内においては貴重な昔ながらの温泉銭湯である。

H19/4/7


  
3つの浴槽に仕切られている。なぜかかけ流しが見えない。   水風呂の注ぎ口はライオンです。   渋い入口看板。昔はこんな温泉銭湯がたくさんあったっけなぁ。