浅虫温泉(Asamushi Spa 


施設名 某会社寮
場 所 青森県青森市浅虫字蛍谷
源泉名 浅虫温泉配湯泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性弱アルカリ性高温泉)
温 度 59.8℃ pH 7.4 溶存成分総計 1,027mg/kg
(SO4 475mg , Na 170mg , Ca 137mg)
お湯の様子 無色透明,薄塩味,温泉臭+芒硝臭+石膏臭,熱め 
料 金 1000円 営業時間 一般入浴のためには社員による紹介が必要です

 浅虫温泉内にある某企業の保養所。今回は高校時代の同窓生の紹介で入浴することが出来た。

 男女別の内湯が1つずつあり,それぞれの浴槽は2〜3人サイズ。狭めの浴槽にシャワー付きカランが2つと本当に狭いがそれがとても良い。フレッシュなお湯が惜しみなく注がれ,かけ流されている。お湯は浅虫共同源泉を利用しているのだが,同じお湯とは思えないくらい新鮮で心地よい。芒硝臭に石膏臭が混ざったような香りがあり,熱さがビリビリ肌にしみ込んでくるようなすばらしいお湯である。部屋付き1日滞在で1000円のため,ゆったり滞在するには十分すぎる。すばらしいお湯との出会いの場を提供してくれた友人に心から感謝したい。

H18/11/23

 
タイル造りの浴槽。窓の外には小さな庭を眺められる。   湯口は普通の蛇口。自分で熱さを調節できるのがグッド。


 温泉好きの知人が浅虫温泉の良さを知りたいということで青森を訪れることになり,どこか宿泊施設を押さえねば…と思い,最初に交渉したのがここだ。前回紹介してもらった知人に無理を言って,今回は宿泊で利用させてもらった。本来であれば従業員の福利厚生施設であり,われわれのような一般の客を泊める施設ではないということを前置きとして書いておきます。

 夕方到着し,まずは浴室を覗いてみた。扉を開けたとたんに舞い込む温泉臭+芒硝臭。一緒に行った温泉好きの友人はその場でノックアウトだった。この大浴場には夜に1回,朝に1回と2度ほど堪能させてもらった。新鮮なお湯を溢れさせ,極上の気分を味わえた。
 さて,お部屋ですが…,ここには何と部屋風呂がありました。蛇口ひねれば浅虫温泉!当然熱いままではいけないので少しずつ注がせ,ゆっくり冷ましました。このお湯,本当にピュアです。ここに一度浸かってしまうと,大浴場が霞んでしまうほどです。あまり多くは書きませんが,浅虫温泉でこのようなすばらしい芒硝泉を味わったのは早稲沢温泉以来ホントに久しぶりです。
 紹介していただいた知人には本当に感謝です。また機会が有ればひっそりと宿泊してみたいものです。

H21/7/18 宿泊


  
こちらが今回利用させていただいた楓の間。すばらしいお部屋でした。   備え付けの浴室。小さいのですが,その分お湯は…。   浅虫の源泉を心おきなく貯めます。

  
満湯状態であとは入浴を待つのみ。     47度のお湯なのに,腕を10秒間浸けていられませんでした。   大浴場も相変わらず美しい色合いです。