浅虫温泉(Asamushi Spa 


施設名 浅虫観光ホテル
場 所 青森県青森市浅虫字蛍谷
源泉名 浅虫温泉配湯泉
泉 質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性中性高温泉)
温 度 58.6℃ pH 7.4 溶存成分総計 969mg/kg
(SO4 420.8mg , Na 168.6mg , Ca 115.2mg)
お湯の様子 無色透明,無味,加水あり,無臭,循環利用
料 金 800円 営業時間 11:00〜15:00

閉館。2016年、さくら観光ホテルとして再出発しました。


 浅虫温泉で唯一海のすぐ横にある波打ち際のホテル。国道4号線のすぐ横に聳える姿は圧巻だ。今回は麻蒸湯札を利用して入浴させてもらった。ねぶた写真がダイナミックにあしらわれたエレベーターに乗って,3階まで上がると大浴場がある。男女別の大浴場とリラクゼーションルームがある。

 内湯はけっこう狭めのコンパクト設計で,細長い湯船が海側の窓に面して配置されている。湯口は浴槽内に数カ所あり,もこもこと浴槽内から注がせている。無色透明,無味のお湯が静かに注がれている。この長い浴槽,まるで白布温泉の中屋別館にあるオリンピック風呂を思わせるような造りだ。唯一違うのはかけ流しか否かの違いだろうか。
 今度は露天風呂へ向かってみた。壁の底部分で内湯と露天風呂が繋がっており,同じお湯がもこもことこちらの浴槽内からも注がれていた。開放的な窓のすぐ下には海がある。まさしく波打ち際というのがよく見える場所だ。露天風呂のすぐ後ろには箱風呂が2つあり,こちらは温めのお湯が注がれている。こちらのお湯は若干芒硝臭が香る。浴感と眺めが良く,20分以上,この箱風呂のお湯に浸かり続けてしまった。それにしてもさすがは平日。誰一人としてこの浴室にお客さんが現れず,終始貸切で利用させていただいた。本当に贅沢なひとときだった。

H22/1/6


  
窓の下がすぐ海です。細長い浴槽は露天風呂と繋がっています。 こちら湯の島がすぐ目の前に見える露天風呂。  箱風呂は2つ。温めです。