浅虫温泉(Asamushi Spa 


施設名 海扇閣
場 所 青森県青森市浅虫字蛍谷
源泉名 浅虫温泉配湯泉
泉 質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性中性高温泉)
温 度 58.6℃ pH 7.4 溶存成分総計 969mg/kg
(SO4 420.8mg , Na 168.6mg , Ca 115.2mg)
お湯の様子 無色透明,無味,加水あり,弱芒硝臭,内湯循環利用,露天風呂かけ流し
料 金 1000円 営業時間 11:00〜15:00

 浅虫温泉の中央付近で一際大きな建物のホテル。南部屋の別館的な位置づけの宿で,寿司処伊勢屋も併設している。日帰り料金は高めの設定だが,麻蒸湯札(1500円)を利用すると500円という値段で利用できる。今回は湯札を利用した。

 浴室はエレベーターを上がった9階で「うみ」と「ゆのしま」の2種類あり,この日は男性用が「ゆのしま」だった。平日の午前ということでこの日はだだっ広い浴室を貸切で利用した。浴室に入って細長い2つの浴槽がL字に折れ曲がって配置されている。奥が温め,手前が熱めだ。どちらも温泉資源保護のためしっかり循環利用されている。消毒臭はあまり感じられない。次は入り口のすぐ横にある露天風呂に行ってみた。こちらは入り口の上になぜか電光掲示板があり「露天風呂はこちら」と案内している。(が,あまりにも目立たないので,出るときまでこの掲示板の存在に気がつかなかった。)扉を開けるとそこには小さな十和田石浴槽があり,成分析出物がしっかりこびりついた湯口から浅虫らしい弱芒硝臭を香らせたお湯が注がれ,かけ流されている。開放的な外側の景色には海と湯の島だ。ここはすばらしい。温度調整のため湯口で加水されているが,かけ流されているお湯がとてもフレッシュで申し分ない。お湯も適温の41度だ。ここでしばし海を眺めながらゆったりと時を過ごした。ここの露天風呂なら湯札を利用して入る価値はありです。大規模系の施設ですが,ゆったりとのんびりと過ごすことができました。

H22/1/6


  
内湯。とにかく広いです。窓も広く,オブジェもフクロウです。   露天風呂はかけ流し。気持ち良いです。窓から湯の島が見えます。