十和田湖温泉(Towadako Spa 


施設名 十和田湖温泉ホテル
場 所 青森県十和田市法量字焼山
源泉名 猿倉温泉混合泉
(小笠原4号,5号,7号,12号,猿倉1号,2号,4号,小笠原2号,3号混合泉)
泉 質 単純温泉(低張性中性高温泉)
温 度 56.9℃ pH 6.5 溶存成分総計 420mg/kg

お湯の様子 無色透明、白い湯花、微硫黄臭、かけ流し
料 金 400円 営業時間 要相談

平成25年に営業を終了しました。現在は「おいらせ」という新しい宿に生まれ変わりました。


 国道102号から温泉街へ入り十和田市焼山スキー場前にある小さめの温泉ホテル。十和田湖温泉という名前になっているが,十和田湖まであと20km位ある。

 階段を下った先に浴室があり,男女別の内湯が1つずつある。黒い石タイルが敷かれた浴室の片隅に四角い水色タイル造りの浴槽があり,黒い床と浴槽のタイルの色とで色あい的にとてもフレッシュな感じに溢れている。窓が広く庭園の紅葉を眺めることができて開放感がある。お湯は無色透明,若干硫黄臭が香る程度のお湯で, 白い湯花が浴槽の底に少したまっている。浴槽に浸かってみると先ほどの白い湯花がふわふわと舞っているのがわかる。源泉湯口のコンクリート升に一旦貯められたお湯が注がれかけ流される仕組みになっており,やや熱めの適温になっていた。この地区のお湯の中では比較的硫黄分がおとなしめといった感じ。女将さんの話だと源泉パイプによる配湯で 順番があり,一番遠い最後の配湯口がうちにあるから湯花とかがあまり出ないということだった。なるほど。ある意味硫黄分が少ない方が良いという人向けになっているようだ。混んでいる時間以外であれば日帰りを受け付けてくれるという親切な宿である。

H18/11/4


  
きれいな感じがする浴室。浴槽に差し込む光がまぶしい。    源泉を一度升に入れてから浴槽に注がせる仕組み。年季が入っています。