十和田湖温泉(Towadako Spa 


施設名 くつろぎと温泉の宿 おいらせ
場 所 青森県十和田市法量字焼山
源泉名 猿倉温泉混合泉
(小笠原4号,5号,7号,12号,
猿倉1号,2号,4号,小笠原2号,3号混合泉)
泉 質 単純温泉(低張性中性高温泉)
温 度 56.9℃ pH 6.5 溶存成分総計 420mg/kg

お湯の様子 無色透明、白い湯花、ややあつめ、硫黄臭、かけ流し
料 金 400円 営業時間 11:00〜18:00

 焼山の温泉街のちょうど真ん中にある昔からあった温泉旅館。 以前は十和田湖温泉ホテルと言ったのだが、2年ほど前から営業しておらず、新しい経営者に変わったばかりで2014年9月にオープンした。入浴料や温泉自体は変わっていない。

 相変わらず入り組んだ造りをしていて、入り口から浴室まではよく曲がるそしてよく下る。やっと見つけた入り口はぽつんと小さな扉が1つだけのさみしい雰囲気だ。そこをあけるとふわっと硫黄臭が香る開放的な脱衣所と浴室がお目見えする。そうそう、こんな雰囲気でした。と思いながら脱衣し、ゆっくりお湯を味わってみた。以前と同じ硫黄臭がしっかりするお湯で、ややビリッと熱めのお湯が気持ち良い。広めの浴槽で1度に10人は利用できそうな広さだ。そこに無骨なタイル湯口からごーごー音を立ててお湯を注がせかけ流している。若干音がうるさいような気がするが、窓の外の景色を見ながらゆっくりお湯に浸かっているとそんなことは忘れてしまう。浴槽の底にはツブツブになった硫黄の湯花が沈んでいてかき混ぜるとふわふわ浮かび上がってくる。
 経営者が変わって新しくオープンすると何もかも変わってしまうことが多いのだが、ここは全く違いました。以前のままです。お湯も新しい源泉を使うことなく今まで通りの猿倉引用泉を100%使っている。県南地区で硫黄泉に入りたいときはふらっとここまでくると良いかもしれません。

H26/10/11


  
以前と比べてだいぶくたびれたが十分な広さ。雰囲気。    湯口は水面すれすれに注がせる。音はうるさい。  湯花がたまっている様子。かき混ぜるとふわふわ舞う。