脇野沢温泉(Wakinosawa Spa)
施設名 わきのさわ温泉 場 所 青森県むつ市脇野沢七引 源泉名 脇野沢温泉 泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(含塩化土類・弱食塩泉) 温 度 45.7℃ pH 8.02 溶存成分総計 8,343mg/kg (Na 1887mg, NH4 2.8mg, Cl 4132mg, SO4 1010mg) お湯の様子 無色透明,海臭,塩味+苦味,かけ流し 料 金 350円 営業時間 10:00〜20:00(7〜8月は21時まで)毎週月曜定休(祝日の場合は火曜)
むつ市脇野沢地区の道の駅わきのさわ前にあるセンター系施設だったものがリニューアルしてオープンした。名前もわきのさわ温泉と変わり、建物も現代的な建物に変わった。オープンしてまもない2011年11月頃からポンプ系統の故障で休業していたが、この度2012年春から再オープンを果たしている。源泉は以前の脇野沢保養センターと同じものを利用しているが、全く以前の建物や名前の面影が無いのでこのHPでは別施設扱いとした。
入り口から入って右側に男女別の内湯がある。浴室はタイル張りのシンプルなもので、8人サイズの四角い浴槽が一つあるだけ。奥にシンプルな湯口があり、そこから注がれた分だけしっかりオーバーフローしている。以前と同じ薬系の海臭がぷうんと香ってくる浴室で、キラキラ輝くオーバーフローの様子がとても美しく見える。軽くかけ湯をするとピリッと熱めに感じたが、浴槽に身を沈めてみると適温で、ふんわりと体を包み込むような浴感がある。思わず一息ついてしまうそんなお湯だ。湯口で香りを嗅ぐと薬系の香りはしない。潮臭と鉱物系の香りが混じったような感じだ。それが酸化してなのか香りが海臭と消毒系の香りに変わっているようだ。お湯を口に含むとしょっぱくそして強く苦い味がする。相変わらずの良いお湯が健在でうれしくなってしまった。
むつ市民のための施設なのだが、むつ市から脇野沢まで移動するのが大変なのでわざわざ市街地から訪れる客も少ないと思われる。どちらかというとやはりこの脇野沢地区の住民のための施設といった感じだ。
H24/4/30
新しくなった浴室。 かけ流されたお湯はアミの下へ落ちていきます。 湯口は普通の石湯口。 溢れ出しが美しくキラキラ輝いているのが見えるでしょうか?