みちのく温泉(Michinoku Spa 


施設名 みちのく温泉
場 所 青森県十和田市東3番町
源泉名 太素湯源泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)
温 度 46.0℃ pH 7.5 溶存成分総計 4,084mg/kg

お湯の様子 無色透明,かけ流し,塩味,無臭 
料 金 350円 営業時間 6:00〜22:00

 国道4号バイパスから北里大学方向を目指し,旧国道を目指す。北里大学を越えてガソリンスタンドの向かい側にある。

 十和田市内にある昔ながらの銭湯でありながらしっかり改装し,中も外も立派。特に浴室内の中央にそびえるビーナス像は圧巻。浴槽は3つあり,奥から熱湯,中湯,ぬる湯となるが,中湯とぬる湯は大加水があり,温泉の良さを失わせている。熱湯浴槽は深めで,とろとろとお湯が注がれ,ほぼ源泉100%。しかも塩味がしっかりある。これはいいです。あとこの浴室で目を引くのが緑色の銭湯でよく見かける椅子。これが大型なものを利用しており,それに並んで2〜3個小型のものもあり,サイズが違う緑椅子がランデブーで並んでいる。この姿もまたなかなか見物。改装したときにバリアフリー化を目指したらしく,床を高くした跡がある。そのせいで,カランから洗面器までの高さが保証されない。ケロリン桶はななめにして入るくらい床が高くなっている。カランも温泉なので,熱湯かカランでまったりするのがいい。

H16/1/15

  
ビーナスの足しか写りませんでした。足下が熱湯。  湯口から注がれる食塩泉。アチチです。   夜のネオンがとても美しいです。


 久しぶりに十和田のみちのく温泉に行ってみました。相変わらずたくさんの人で賑わっていました。料金は50円アップして350円ですが、その他はあまり変わりありません。浴室のほぼ中央に鎮座するビーナスは相変わらず美しく、造花の首飾りをつけていました。下の段と中段のお湯はやや温めで、ドバドバ石湯口から注がれています。その分惜しみなく両側の洗い場にお湯が溢れていました。石湯口から注がれているお湯は塩味があまり感じられず、どちらかというと薄めの印象です。一番上の段のお湯は熱湯ということですが43℃程度で適温熱め。このお湯はビーナスの足下から注がれていますが、こちらのお湯はしっかり塩味が感じられます。こんなに浴感が高いのに、みんな中段と下段の薄めのジャグジー浴槽に浸かっています。うぅん、温泉としてはだんぜんこっちが良いのに…。と思いながらじっくり湯浴みさせてもらいました。湯上がり汗が止まらず困るくらい温まりました。やはり十和田は良いですねぇ。

H25/1/5

  
こちらかけ湯浴槽。けっこう熱め。     手前から3段になっています。一番手前が温め。    この石湯口からドバドバ注がせています。

  
2つの浴槽から惜しみなく溢れるお湯。     こちら浴感が一番高い上段の湯。ビーナスの足下の湯口から注がれます。   天高く海老ぞりするビーナス。

  
ビーナス下湯口をアップで見ます。     前回同様上段から見た中段、下段の様子です。    上段の熱いお湯が中段に注ぎ込み、そして洗い場に溢れます。美しいですね。