天間林総合運動公園温泉
(Tenmabayashi Sports Park Spa)
施設名 天間林老人福祉センター 場 所 青森県七戸町天間舘 源泉名 森の上泉 泉 質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉) 温 度 42.2℃ pH - 溶存成分総計 271mg/kg (Na 31.5mg, HCO3 36.1mg, CO3 13.8mg, H3SiO2 169.4mg) お湯の様子 無色透明,微温泉臭,無味,ややつるつる感,かけ流し 料 金 300円 営業時間 8:30〜15:00 毎週 土,日曜日,祝日定休日
国道4号線天間林村道の上交差点を東北町方面へ曲がり、総合運動公園を目指す。屋内温水プールのうらにひっそりと立つ。平日のみの営業なのでなかなか行く機会はないが、休憩室代わりに使われている機能訓練室や回復室はこんなにもいるのかと思えるほど多くのご老人が(ざぶとんを囲んで花札や囲碁将棋)横たわっている。
浴室は立派で半円状の浴槽に豪快にお湯が注がれている。奥にはパイプからこれまた豪快に打たせ湯が浴槽に直接注がれている。シャワーやカランも完備しており、非常に新しめの施設である。しかし人工呼吸装置と酸素ボンベを横に抱えたご老人や、足を引きずるご老人などで賑わっているため、50歳以上になってから訪れる方が場違いに成らずに済むかもしれない。健康な人がいると間違いなく注目の的となるので注意が必要である。
H14/3/3
実に10年ぶりの再訪です。平日に湯めぐりができるということで、早速ハードルが高い天間林老人福祉センターにやってきました。外観は今まで通りですが、入り口の看板前の紫陽花がだいぶ生長していて、文字が読めないほどになっていました。以前は受け付け方式だったのですが、いつの間にか入浴券売機が設置されていました。入り口から左へ曲がって奥へ進むと、見慣れた生活訓練室などが並ぶ通りの突き当たりに浴室があるのが見えます。おや?男女の位置が入れ替わっているぞ。不思議に思いながら扉を開けて中に入ると…、脱衣所の奥にもう一つ脱衣所があります。実に不思議と思える造りになっているのは「浴室改装」のせいです。以前の浴室があったところが奥の脱衣所となり、以前スペースが空いていた露天風呂のような細長いスペースまで浴室が伸びて新しくリニューアル(平成22年)したのです。以前は浴槽が1つだったものが、奥から適温浴槽、熱湯浴槽、ジャグジー風呂、打たせ湯と並び、右側奥には歩行浴槽まで設置されています。しかもそれらの浴槽から全てドバドバとお湯が溢れて床が洪水状態になっているのです。何という贅沢な状況でしょう。これを利用しているのが自分を含めてたった2人(時間帯でしょうかねえ?)なんです。歩行浴槽と適温湯浴槽、ジャグジーは同じ温度で約41℃。熱湯浴槽は43℃ほどありました。お湯はうっすら茶褐色っぽい黄色を呈した透明な単純泉で、うっすら温泉臭が香るモノです。奥の適温浴槽は本当に心地良く、気がつけば10分以上浴槽に入っていました。リニューアルしても値段は据え置きというのが嬉しいです。相変わらずハードルが高い営業時間ですが、平日に時間が空いた人はぜひ訪問して欲しい1湯です。
H24/8/9
こちらの廊下を抜けると…あれ?男女が逆になっています。 奥の広い浴槽が適温湯。小さいのが熱湯。左手前がジャグジー。 湯口は新しめの湯口です。
こちらがジャグジー。ここからもお湯が溢れています。 床の溢れ出しヶ3方向から出てくるんです。トド好きには堪らないスポット。 歩行浴槽も適温です。深さ1mはあります。