久吉たけのこ温泉(Hisayoshi Takenoko Spa) 


施設名 久吉たけのこ温泉共同浴場
場 所 青森県平川市碇ヶ関
源泉名 久吉たけのこ温泉2号源泉
泉 質 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 55.0℃ pH 溶存成分総計 1,116mg/kg
お湯の様子 無色透明,無味,弱温泉臭,あつめ,かけ流し
料  金 250円(市外大人)
150円(平川市民)
営業時間 10:00〜21:30 水曜日定休

 国道7号線旧碇ヶ関村「たけのこの里」方面へ曲がる道をそのままたけのこの里方面へ向かい,最初の集落にたけのこ温泉共同浴場がある。この地区には久吉たけのこ温泉,津刈温泉,久吉温泉,下際源泉,久吉自噴源泉と,バラエティに富んだお湯があるらしいがネーミングなどが実にまぎらわしい。

 がらんとして空いている浴室は大小2つの浴槽があり、手前の小さい浴槽は源泉がそのまま注がれていて熱すぎて入れない。大きめの浴槽に少しずつ注がれて温度を調節している。こんなに集落の人がいるのかと思えるくらいたくさんの洗い場がある。無色透明のお湯は熱くそして湯上がりは爽快だ。

H16/2/14再訪


 リニューアルオープンしたらしいと言う話は聞いていたのだが、あまり近くに行く機会が無かったため後回しになっていた久吉たけのこ温泉だが、今回友人と日景周辺に来たので自分だけ抜け駆けして日景温泉に行かずにこちらに立ち寄ってみた。以前と同じ場所に建てられているが、以前駐車場だったスペースに新たな湯小屋が建てられている。入浴料金は若干アップした。

 入り口から入って左右に浴室があり、中央に休憩スペースができてテレビも準備された。脱衣所も浴室も新しく、ブラウンを基調にしたタイル浴槽が2つ並んでいる。左側が熱めで右側が適温やや熱め浴槽だ。以前のように湯冷まし用の浴槽ではなく、2つの湯口から少しずつお湯を注がせている。左側にある浴槽には水を入れるための蛇口が取られていて、加水できないようになっている。それでも前回のような殺人的な熱さは無く、45℃程度の熱さだ。まずは右側のやや熱め浴槽に浸かってみる。すると贅沢にお湯が溢れ出し、浴室中に芒硝系の温泉臭がぶわっと広がってきた。ううん幸せだ。なぜか最近は硫黄臭よりもこちらの温泉臭のほうが落ち着くから不思議である。こんなに良いお湯だったんだと10年ぶりの再訪をじっくりかみしめた。
 続いて隣の熱湯浴槽に浸かってみた。以前だとかなり無理な浴槽だったが今回はマイルドで、気持ち良い湯温だ。カラダは真っ赤になるがそんなに熱さは感じない。こちらのお湯の方が若干浴感が強く感じられた。こちらの浴槽に何度も浸かり、体を温めた。ここはリニューアルして大正解です。MT好きな人は迷わずゴーでしょう!

H26/1/5

  
こちらが玄関前にあった巨大たけのこ。    脱衣所もこぢんまりしていながらきれいになりました。  左が熱め浴槽。右がやや熱め浴槽。

  
こちらが湯口。木で覆われている。水道蛇口が外されている。加水できない。   熱湯浴槽。透明なお湯が美しい。   この縁からかけ流されている。注がれる量は少なめ。