下風呂温泉(Shimofuro Spa)
施設名 大衆浴場 大湯
場 所 青森県風間浦村字下風呂 源泉名 大湯1号源泉 泉 質 含石膏・食塩硫化水素泉 温 度 64.0℃ pH 3.0 溶存成分総計 4,228mg/kg お湯の様子 白濁,酸味,硫黄臭,あつめ,かけ流し 料 金 350円 営業時間 7:00〜21:00 月曜定休 令和2年12月1日、海峡の湯オープンに伴い閉鎖
国道279号を大間岬方面へ向い、風間浦村に入ってから国道沿いに下風呂温泉街が見えてくる。下風呂温泉街に入り最初の交差点から旧国鉄跡のアーチ橋をくぐり、一番奥へ行くと新湯(駐車場はさらに上)がある。新湯からもう一度きた道を下り、大間方面へ左折するとすぐ大湯(すぐ裏に駐車場)がある。共に入り口に入浴券販売機がある 。
大湯、新湯ともに地区民は100円で、村民は150円で入浴できる。それ以外は300円払うが、300円払っても足りないくらいすばらしい湯である。特に大湯は青森県内でも有数の硫黄泉で、熱めとぬるめの2つの浴槽に白濁したナイスな湯がたっぷり注がれている。朝一番に行くとどちらも熱い。朝一番で入った人たちが温くしていく方が温め。なるべく手を加えないのが熱めとして利用されている。すぐ裏にある源泉がフレッシュなのでとても気持ちよい。成分表を書いた木の板も、湯気が立ちこめた浴室内もどれもいい雰囲気を醸し出している。
H13/10/14
本当に久しぶりに大衆浴場大湯へ行きました。旅館にばかり行っていた自分でしたが、久しぶりに何となく大湯の激熱を体感したくなり…。ふらふらと立ち寄りました。
予想通りの激熱ぶりでした。この日は湯がフレッシュなのか源泉の調子が変わったのかはわかりませんが、大湯なのに新鮮に透き通った透明湯でした。奥が温め、手前が熱湯となっているのはわかっていましたが、先客はやはりみな奥の温湯の周りに集っていました。かけ湯をして湯に浸かってみると、ビリッと熱めのお湯がとても気持ち良く、体感で45℃を越えている感じでした。湯温を計ってみると47℃ありました(温湯ですよ温湯)。熱湯は何度あるのだろうと思い、手を入れてみると…熱すぎですね。測ってみたら51℃ありました。温湯のほうに1〜2分ほど浸かっていると体が真っ赤になりました。
やはり大湯は熱い!というのは昔も今も変わらずなんですね。H24/10/28
相変わらず並んでいる悪魔の浴槽。手前があつい湯、奥がぬるめの湯。 パイプ湯口から熱い熱いお湯が注がれます。 こちら熱い湯。この日はすっきり透明湯でした。
湯温を計ってみると…まさかの51℃でした。 これは地元民も寄りつきません。ガラガラのあつい湯。 脱衣所にあった大昔の大湯だそうです。なぜ2階建て?
新公衆浴場の建設が決まり、ついにカウントダウンが始まった大湯です。地元の人にとってシンボル的な浴場の灯はもうすぐ消えようとしています。街の人、店の人、様々な人の口から出てくるのは「本当に新しい施設が必要なのか」ということでした。新しい施設は便利ですが、コストがかさみます。地区の人口に見合ったちょうど良い施設になるといいのですが…。物寂しそうに脱衣所の風景が、そんなことをつぶやいているかのように感じました。
H31/2/4
この日は熱めも温めも加水ありで湯温が下がっていました。温めは48℃。熱めは46℃でした。
大湯が閉鎖になる直前に行くチャンスがあり、閉鎖前の大湯に行ってみました。この日はあと2日ということで、入浴料は無料、しかも記念タオルとバッヂを先着50名に配布というとてもラッキーなタイミングでした。浴客もなく、きれいに写真を撮ることもできました。これでラストなんだと思うと寂しい思いがします。
R2/11/29