三世寺温泉(Sanseiji Spa)
施設名 三世寺温泉ホテル 場 所 青森県弘前市三世寺字鳴瀬 源泉名 三世寺温泉1号泉 泉 質 ナトリウム−塩化物泉(食塩泉)
温 度 51.5℃ pH 7.4 溶存成分総計 9,127mg/kg (Na 3100mg, NH4 1.7mg, Br 11.7mg, Cl 4850mg, HCO3 470mg)
お湯の様子 茶褐色透明,塩味,モール臭,かけ流し,熱め 料 金 300円 営業時間 5:30〜22:00
弘前市の外れの県道沿いにある地域密着型の公衆浴場。左側にホテルを併設しており,ホテル入り口,公衆浴場入り口,家族風呂入り口と3つの入り口がある。
比較的広めの浴室内に大小2つに仕切られた浴槽が真ん中に配置されている。手前が広めでジャグジーがある。奥の浴槽は狭めで中央床から熱い湯がモコモコと注がれている。中央の仕切りの真ん中に小さなライオン湯口が背中合わせになっており,どちらからも若干温めのお湯が注がれている。見た目は薄黄色を呈したお湯で,モール系の香りがし,はっきり塩味が感じられる。湯温が熱めの設定のため長湯するとすぐに体が真っ赤になってしまう。秋冬にぴったりの食塩泉といった感じだろうか。予想通り浴後になかなか汗がひかなかった。カランもシャワーも温泉を利用しており,カランのお湯が一番臭素臭が濃い。
ここの浴室で一際気になる存在がこのケロリン桶だろう。三世寺温泉特注のケロリン桶で,今まで見てきたオリジナルケロリン桶では最高峰のデザインだと思う。ホテル自体はさびれた感じがして活気が感じられないのだが,公衆浴場は地域住民がひっきりなしに訪れていて,私が訪れたときは客がとぎれることがなかった。ここはホテルというよりも,地域の人に愛される庶民派の温泉銭湯だと言えるだろう。H20/10/4
こちらがメイン浴槽。ジャグジーで湯面がせわしなく揺れる。 ライオンから注がれるお湯はなぜか温め。加水か? かけ流され溢れていく熱の湯。