大鰐温泉(Owani Spa 


施設名 梅の湯 成田客舎
場 所 青森県大鰐町蔵舘
源泉名 大鰐統合源泉
(青柳3号源泉,石原源泉,植田源泉)
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(含石膏−食塩泉)
温 度 68.6℃ pH 溶存成分総計 2,383mg/kg
お湯の様子 無色透明,うす塩味,薬臭+弱芒硝臭,かけ流し,あつめ
料 金 200円 営業時間 5:00〜22:00

平成20年現在、旅館としての営業は行っておりません。

平成21年夏、宿主のおじいさんが亡くなったため、看板を外しました。


 大鰐温泉街の大湯会館の隣にある温泉客舎。佇まいから旅館じゃなかさそうだがれっきとした温泉旅館。男女別の内湯がある。日帰り入浴もしっかり受け付けてくれる。

 入口から入ってすぐ左手に男子浴室,奥に女子浴室がある。浴室は正方形で2人はいると一杯になりそうなくらい狭い浴槽と洗い場が3つある。壁には,オリーブグリーン?オリーブイエローのタイルが張りつめていて妙に明るい雰囲気を醸し出している。一旦升にためられた源泉を蛇口をひねって注がせる形式を取っていて,なかなかお湯をうまく使っているなと感じた。しかしこの日は2人先客が居たためホースを使ってがんがん加水していた。そのため,大鰐特有の薬系芒硝臭がだいぶ薄まっていた。もし源泉をちょろちょろ貯めて,朝一番で入ったとしたら・・・。この狭い浴槽にフレッシュなお湯。きっと名湯と呼ばれるようになるだろうと感じた。

H17/11/3


 前回とは違い,先客が誰もいない昼下がりに久しぶりに再訪しました。湯面は静かな鏡のように澄んでいて,手前のタイルの縁からかけ流されています。浴室全体に香っている薬系芒硝臭も素敵でした。ビリッと熱いのは表面だけで,攪拌すると適温の43度になりました。明るい浴室に貸切の芒硝泉。素敵なシチュエーションです。やはりMTなお湯はゆっくりのんびり浸かりたいものです。

H21/4/11


   
狭い浴槽。オリーブイエローの壁。源泉の調子次第。  湯口はいったん冷ました統合泉が注がれる。    こちら浴槽内にある小さな源泉投入口。熱いので注意。