大鰐温泉（Owani Spa） 

施設名	旅館 きしもと
場　所	青森県大鰐町大鰐字大鰐
源泉名	大鰐統合源泉 （青柳３号源泉，石原源泉，植田源泉）
泉　質	ﾅﾄﾘｳﾑ･ｶﾙｼｳﾑ-塩化物･硫酸塩泉（含石膏−食塩泉）
温　度	68.6℃	ｐH	−	溶存成分総計	2,383mg/kg
お湯の様子	無色透明，うす塩味，弱芒硝臭，かけ流し，適温
料　金	日帰り不可	営業時間		−

大鰐温泉街の若松会館近くにある昔ながらの温泉旅館。かなり古びていて、玄関の自動ドアも壊れている。日帰り入浴を受け付けていない旅館のため、いつか宿泊で利用しようと思っていたところ、今回温泉仲間とプチオフミをするということでこの旅館をチョイスして宿泊した。今回は素泊まり４３５０円（税込み）で利用した。 　入り口から入って奥の右側に男女別の浴室がある。正方形浴槽を配置した男子浴室の方が広めで、扇形浴槽を配置した女湯のほうがやや狭い。お湯は大鰐共同源泉を利用しており、チョロチョロ注がせているため湯温はちょうど良い温度（４１℃）にセッティングされている。顎までとっぷりお湯に浸かると今まで運転してきた疲労も吹っ飛んでしまいそうである。湯面からは共同源泉特有の薬系芒硝臭が香ってくる。これですよこれ。すばらしいお湯です。この日は宿泊客が多めで、しかも熱い熱いと言って今以上に加水をしたため湯温がどんどん下がり、３９度を下回ってしまった。ここの旅館は２３時〜朝の６時までは浴室が利用できないので、朝一番に浸かり直そうと考えて就寝した。しかし、ちょいと寝坊して７時に浴室へ行ってみるともうすでにお湯がなまっていた。他の利用客がまた加水したのか、昨夜のままなのか…。ということで朝風呂はパスして外湯に向かった。 　今回のように、たくさんの宿泊客がいるときは、小さな浴槽の旅館はどうしてもお湯管理が難しくなるのだなあと思った。誰もいない貸切宿泊の時にじゃんじゃん蛇口から源泉を継ぎ足して熱湯にすると、きっともっと自分にとって幸せ空間が出来上がるのではないかと思った。 H24/8/4泊

　　
こちらが男性浴槽。　年季が入ったタイル浴槽です。お湯はチョロ出しのため温め。　　　　湯口付近にはしっかり析出物があります。　　　　こちらはかけ流しスポット。ここから溢れます。

　　
こちらは女湯浴槽。男性浴槽と違って角が取れて丸いです。　　　　こちら玄関上の部屋。広めの部屋を利用させてもらいました。　　　文字が「きしもー」になっています。