大間温泉(Ooma Spa


施設名 大間温泉養老センター
場 所 青森県大間町
源泉名 大間温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(含塩化土類−食塩泉)
温 度 54.5℃  pH 6.8 溶存成分総計 12,800mg/kg
お湯の様子 薄黄色の透明,金気臭,濃塩味,かけ流し,熱め,湯花キャッチャーあり
料 金 350円 営業時間 9:30〜21:00

 本州最北端大間崎からは約3.3km。国道279号線からは大間崎と反対方向に曲がってすぐの場所に大間町海峡保養センターという立派な温泉施設がある(こちらは充実した施設で有名)。その施設を通り過ぎて100mもいかない林の中にひっそりと建つ老朽化した建物。男湯と女湯の入り口が違うが入ってすぐの休憩所で再び合流する。入浴券販売機を使うか現金ダイレクトで入浴可。

 非常に濃い食塩泉(やや金属臭がする)が注がれる浴槽へ熱めのお湯が注がれる。湯口には布で覆いをしていながらなお成分が濃い。湯口で濾している分だけ色が薄くなっているが,もし濾していなければ真っ赤な鉄分で浴槽の色が変色してしまうくらいのお湯。やや深めのタイル張り浴槽に浸かっていると,体がくたくたになるくらい疲れが来る。本州最北端の地にふさわしいくらい力強いお湯である。手前にあった海峡保養センターとは同じお湯が使われている(入浴料は370円)。350円+20円で入るのであれば迷わず海峡保養センターが良いのであろうが、ひなびた温泉ファンにとってはたまらない施設。この施設がいつまで存続するかが不安であるが、地元民はこちらを好んでいる。

H15/2/8


 久しぶりに大間養老センターのお湯に浸かってみました。以前訪れたときは海峡保養センターの改修工事に併せて休業中だったが,今回は休業して居らず無事に利用できました。相変わらず券売機は故障中でした。さて,入ってまずびっくりしたのがお湯の変化ぶりです。以前利用した際と大きく変化し,オレンジ色濁りになっているではありませんか。地元の人の話を聞くと,腐食していたパイプの中にもう1まわり細めのパイプを通したところお湯の色が変化したとのことでした。温泉は奥深いですね。オレンジ色濁り湯に浸かると,相変わらずの食塩味+苦味,そして金気臭,ビリビリパンチのある熱湯,そしてうっすら表面に浮かぶ油膜。たまりません。食塩泉好きの人にはマストなお湯になりました。再訪必須です。

H19/2/10


  
真っ赤になりました。相変わらずパンチの効いた食塩泉です。   湯口の湯花キャッチャーが無くなったのが特長。  浴槽の縁もタイルではなく木になりました。