宝森温泉(Takaramori Spa)
施設名 中泊町老人福祉センター 宝寿荘 場 所 青森県中泊町中里字亀山 源泉名 宝森温泉(再) 泉 質 ナトリウム-塩化物泉 温 度 44.0℃ pH 8.4 溶存成分総計 3,292mg/kg (Na 1180mg, Cl 1577mg, CO3 27mg)
お湯の様子 うっすら微黄色透明、うす塩味、うっすら潮臭、適温、かけ流し 料 金 250円 営業時間 月火水金 16:00〜21:00 、 木土日祝 13:00〜21:00
中泊町の旧中里町にある老人福祉センター。国道を走行中に友人が「あ、宝森の湯って書いてある車だ」と社会福祉協議会の軽自動車が走っている車を見つけてから気になりだし、せっかくだからということで戻って探すことにした。旧339号と現339号の間に位置するのですぐに見つけることができるだろう。営業時間が変則的なので気をつけたい。自分たちは事前に何もリサーチしていなかったので15時45分頃に入っていくと、あと5分待って!と言われた。なるほど、16時から営業ということで何人かの先客がソファでくつろいで時間をつぶしている。我々もしばし待ち、いよいよ浴室へ入る時間が来た。
浴室は奥に大きな浴槽が1つあるだけのシンプルなもので、洗い場の裏からスロープも作られており、お年寄りや足の不自由な人でも歩いて入れるような造りになっている。お湯はうっすら黄色がかった無色透明な色で、弱い食塩泉といった感じだ。マイルドな浴感で、汗付きは標準的な量だ。奥にある石湯口以外に、右手前の自在カランから伸びる不思議なパイプも湯口になっていて、こちらをひねって常連さん達はお湯を熱くしているのだそうだ。開店前に入れさせてもらっているのでお湯がまだ満タンになっていなかったため溢れ出すことは無いが、夕方地元の人たちがごった返す頃にはこのお湯がどんどん溢れて床を流れる姿が見られるのだろう。老人達だけでなく、地域の人たちの憩いの場になっている、そんな1湯でした。
H22/8/17
開店直後のお湯に浸かることができました。感謝です。 湯口は2ヶ所あり、見える左奥の湯口。 こちらがシャワーカランから継ぎ足せる逆サイド注入口。