小川温泉(Ogawa Spa


施設名 温泉浴場 寿湯
場 所 青森県むつ市田名部
源泉名 小川温泉1号泉
泉 質 ナトリウム-塩化物冷鉱泉
温 度 pH 溶存成分総計
お湯の様子 無色透明、塩味、うっすら塩臭、加温循環
料 金 420円 営業時間 14:00〜21:00 月曜定休

 むつ市の中心街にある温泉銭湯。外観からして鄙びが入っていて、温泉銭湯ファンの心をぐっと鷲掴みにするような佇まいになっている。入り口も番台形式で、カゴ、桶、イスと、全て昭和の古き良き時代のアイテムがそろっている。

 主浴槽が2つ並び、狭い方が深く、広い方が浅い。狭い方に吸い込み口があり、浅い方には後付のジェットバスがある。強烈なジェットバス吹き出し口がむき出しになっており、勢いよく吹き出している。お湯は無色透明でうっすら黄色っぽくも見える。しっかりと塩味がありうっすら温泉臭がある。循環利用しているのであるがそれを感じさせない浴感がある。これはこれでとても良い湯遣いだと思う。ゆったり浸かっているとノックアウトされてしまうようなしっかりした食塩泉だ。むつ市内にはけっこう塩化物泉が多いのだが、ここもKO系のしっかりしたお湯だった。
 循環利用ということで今まで訪れていなかったのだが、もっと早くに訪れているべきでした。ここはここで気に入りました。

H22/11/28

  
昔ながらのレトロなタイル浴槽。奥が熱め。    湯口は湯面すれすれです。    ハイパージェットバス。最近こういう後付のタイプが多いです。


 一日中寒い場所(氷点下の現場)で働いた後だったのでビリッと熱い食塩泉に浸かりたくなり、宿泊したホテルユニサイトむつのすぐ横に見えた寿湯へ徒歩で訪れてみました。ホテルからは徒歩1分という絶妙な距離で、この日もほぼ貸切利用でした。広い方の浴槽は44℃。狭い方の浴槽は47℃で、攪拌棒を使ってかき混ぜると45℃まで下がった。これだけ熱すぎる食塩泉だと長湯なんてした日にはヘロヘロになってしまいます。よって、今回はビリッと浸かったあとゆっくり汗を出し、最後にもう一度ビリッとお湯に浸かりました。外は氷点下10℃だったのですが、この後の体のゆったり感は最高でした。その日はホテルでぐっすりでした!

H26/1/18


吹雪の中、相変わらずレトロな佇まいが素敵でした。     床のタイルが以前より朽ちたように思えます。    ジェットバスがとても気持ち良かったです。最近好きなんですこれが。


 今年も氷点下の現場で2日間お仕事しにむつ市までやってきました。宿泊がホテルニューグリーンというビジホなので当然お湯はここです。ほんの30分しか無い時間でしたが、十分体を温めることができました。やはり冬は塩化物泉に限りますね。

H27/1/17