源泉浴槽は一人サイズ。もたれかかっているのが温泉の看板。 湯口から適量の温泉が随時注がれ続けている。 流れ落ちたお湯はそのまま公園の中央を流れる。
*****温泉（In The Wild Nature Spa）
施設名 源泉コンクリート升 場 所 青森県南津軽郡某所 源泉名 *****温泉 泉 質 単純温泉 温 度 35.5℃ ｐH - 溶存成分総計 − お湯の様子 無色透明，弱芒硝臭，弱甘味，かけ流し，かなり温め 料 金 - 営業時間 ２４時間
南津軽郡の山奥，某ダムに行く途中の沢沿いにある源泉垂れ流しコンクリート升。ここまでたどり着くにはかなりの根気がいるが，とりあえず舗装道路を進むことになるので行こうと思えば簡単にいくことができる。この場所は簡易的な公園となっており升から流れ出したお湯がそのまま公園の中央を流れ，沢へ注ぎ込んでいる。公園を囲うフェンスは雪の重みでひしゃげており，冬にはかなり雪深くなるものと思われる。建設当時に掲げられていた手作りの看板は外れており，源泉投入口にもたれかかっていた。
お湯は無色透明のかなり温めなお湯で， 深いコンクリート升に注がれかけ流されている。聞いた話だとこちらのお湯は某ダムの水をためてきたときに偶然湧いてきたものらしい。升の底にぬるぬるした藻のようなものがびっしり付いている。季節柄全身浴は諦め，足湯のみで満喫した。塩ビパイプから注がれる源泉の香りはやや芒硝系の香りを呈し，若干甘めの味わいがある。もうすこし湯温が高ければ湯浴みが快適にできるであろう温度。こんな山奥の場所にこんな中途半端なものを造ってどうするのだろうと不思議な気持ちになるが，せめて温泉という看板があるからにはコンクリート升ではなくコンクリート浴槽にしていただけるとありがたかったのに…。と勝手なことばかり言っているが，管理するのが難しいに決まっているし，利用する人がいないこともわかっているし。
H18/10/15
源泉浴槽は一人サイズ。もたれかかっているのが温泉の看板。 湯口から適量の温泉が随時注がれ続けている。 流れ落ちたお湯はそのまま公園の中央を流れる。