追子野木久米温泉(OkkonokiKume Spa 


施設名 工藤重組社員厚生温泉施設
場 所 青森県黒石市追子野木3丁目
源泉名 追子野木久米源泉
泉 質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
温 度 42.6℃ pH 9.2 溶存成分総計 565mg/kg
お湯の様子 茶褐色透明,気泡がつく,微アブラ臭+微モール臭,湯口弱硫黄臭,ぬるめ,かけ流し
料  金 100円 営業時間 6:00〜19:00

 黒石市の国道102号から県道13号の旧道を尾上町方向へ折れる。折れてすぐ水田横の砂利道を右に折れパチンコ屋の裏にあるプレハブがその施設。工藤重組というパチンコ屋向かいにある土建屋の社員厚生施設であるが、一般にも温泉が解放されている。男湯と女湯があり、となりのプレハブは休憩所になっている。脱衣室にかかげてある市議会議員のポスターにある人物がこの温泉を解放している工藤重組の社長兼黒石市議の工藤氏。この人物への感謝を忘れないようにして入浴しよう。

 浴室のおよそ1/2が浴槽。しかも木製の浴槽はかなり心地よい。そこに褐色色の温めのお湯がドバドバと注がれている。窓の外には水田そして水田の向こうに岩木山を望める絶好のポジション。お湯は体に気泡がつくアルカリ泉で、注ぎ口をよく注意深く嗅ぐと、硫黄臭が感じられる。そしてお湯自体をよく観察すると微アブラ臭も感じ取ることが出来る。長湯しても全く疲れないこのお湯はすばらしいものである。この近くに来た際にはぜひ立ち寄るべき施設である。

H15/8/16


再訪してびっくり,まず浴室のプレハブを建て増ししていました。脱衣所だった場所が洗い場となり,ゆったり感がましました。以前より客の数が増え,にぎわいを見せている。秘湯のイメージはだいぶ薄れたような気がします。工藤重もメジャーの仲間入りか?

H16/5/1


さらに再訪してびっくり。看板が変わったのです。今までの筆字のあの看板ではなく,国道102号からもくっきり見える「100円温泉」の看板。今までの工藤重のイメージが一気にくずれました。営業に走ると今までの客が困ることになるのでは?と,困惑してしまいます。実際常連の客が怒っていました。「ゴミが多くなった」とか,「料金を払わないやつがいる」だとか,たくさんの人に利用してもらうことは大変良いことだが,それでだめになった名湯が多いので,工藤重がその二の舞にならないように願っている。

H16/9/20


   
 建設会社が建てただけあり,すばらしい造り。お湯も良し。   湯口から打たせ湯が新たに付け加えられた。     料金箱。マナー違反はいけません。


看板が変わって,利用客層も変わったようです。  2年経つと,かなり浴槽も傷んできます。このぐらいが丁度良い。