青森競輪場温泉(Aomori Bicycle Race Track Spa)
施設名 青森競輪場 選手用宿舎 場 所 青森県青森市新城字平岡 源泉名 新城温泉 泉 質 ナトリウム-塩化物強塩泉 温 度 27.8℃ pH 7.1 溶存成分総計 17,244mg/kg (Na 5567mg, Ca 489.7mg, Cl 9070mg, SO4 1505mg, Fe 4.4mg, CO2 30.4mg) お湯の様子 茶色濁り、金気臭+ガス臭、強烈塩味、加温あり、かけ流し 料 金 100円〜(時価) 営業時間 青森競輪が開催されず、他の競輪の場外となる土曜日、日曜日
(詳しくは競輪場のホームページを確認してください)
13:00〜17:00
青森競輪場の選手用宿舎内にある温泉で今までその存在は知っていたのだがいかんせん選手用宿舎内にあるため入れなかった温泉。そんな今年のある日、温泉友達の情報から一般開放されているとを知り、いつか訪れてみたいと考えていたのだが、あまりにも変速日程のためなかなか訪れることができなかった。今回たまたまちょうど良くタイミングが合ったので訪れてみた。
競輪場正面スタンド入り口にしっかり温泉はこちらと矢印がある。 こちらがメインスタンド。当然こちらには見向きもしません。 めざすは裏にあるドリームスタンド入り口。青森競輪場に着いて、まずは正面のゲートをくぐる。すると右に矢印があり、そのままぐるっとスタンドを右回りに回り込むような形でドリームスタンドという場所を目指す。ドリームスタンドから入ると、右側に車券の販売所があり、そこで車券を購入して左側にある浴室へと進むことになる。温泉だけがめあてで来る人はあまりいないらしく、かなり特別視されたが「買い方がよく分からないのですが、とにかくお風呂に入れればいいので…」と正直に話すと、親切に買い方や競輪の仕組みなどを教えてくれた。車券を購入しても競輪自体には全く興味なしで浴室へ向かった。ドリームスタンドと宿舎が渡り廊下で繋がっており、男子浴室が1階に、女子浴室が2階になっている。無骨な浴室をイメージしたが、なかなか広く、洗い場もたくさんある浴室だった。もともと白い系統のタイル浴室なのだが、浴槽から溢れたお湯の成分のせいで、床が真っ赤に染まっていた。濃いねぇ。一目見ただけでそのお湯の濃さがわかった。2つの浴槽が並んでいて、1つの浴槽は水風呂らしいが水は張っておらず、サウナも稼働していなかった。おそらく水風呂やサウナは選手用で、一般客にはこの温泉浴槽とシャワー洗い場を開放しているというのだ。
お湯は強烈に塩辛い強塩泉で、金気臭と鉱物臭に似たほんのりガス系の香りがする。加温されて提供されているためか、常時お湯がつぎ足されるのではないらしい。自分が滞在した時間内にはお湯が注がれることはなく温めの適温湯だった。利用客が少なかったためお湯が無くなったりなまったりするということは無かった。
100円で利用できると考えるとすごくお得な温泉だが、いつも営業しているというわけではないので不便といえば不便な温泉かもしれない。H24/10/07
ドリームスタンドでも車券を購入できます。今回は適当に3連単で100円購入です。 浴槽の縁は真っ赤に染まっています。 こちら茶色に濁った強烈な温泉です。
湯口はコレらしいのですが投入はストップしていました。ある湯量が減ったりすると投入になるのかも? 溢れ量もあまりない。 床も変色している様子が分かりますか?
溢れたときにお湯が散らばらないように雨樋のようなものがあります。 入り口横の扉。何かと思って開けてみると… 浴室からトイレに行ける仕組み。これは確かに嬉しいかも。