安部城温泉(Abeshiro Spa)


施設名 安部城共同浴場
場 所 青森県むつ市川内町安部城
源泉名 新田1号泉
泉 質 含芒硝−石膏泉
温 度 39.5℃ pH 7.5 溶存成分総計 3,318mg/kg
お湯の様子 無色透明,炭酸味,赤湯花,金気臭,温め,豪快にかけ流し
料金 営業時間 24h(電気なし)

残念ながら湯小屋が撤去されました(H15/11月)


  川内町から佐井村へ抜ける通常「かもしかライン」の陸奥湾寄り、安部城地区にある共同浴場。もともとは温泉付き分譲地のモデル的な簡易温泉施設だったものと思われる。近くの分譲地に数軒別荘らしきものが建っているが、人が住んでいると思われるものが1軒だけで、あとは使われている様子がない。安部城地区の中にあるのではなく、県道を挟んで寂れた側(集落とは反対側)にあるため、見つけづらいが、砂利道の行き止まりにある。

 小さな小屋で浴室は1つだけだが、このお湯が実に豪快ですばらしい。小さな浴槽に豪快にお湯が注がれ、そしてあっという間に溢れてそのまま川へと落ちていく。直径20cm以上有りそうな大きなパイプから注がれるお湯はとても気持ちよく、鉄臭いさらりとしたお湯である。 炭酸味がする適温のお湯はこれでもかというくらいどばどばと注がれている。泡つきもあると思われるが,勢いが良すぎてそれを感じ取る暇がない。こんなにフレッシュなお湯に今まで出会ったことがないといっても過言ではないだろう。鉄の成分が付着して赤みがかった床や浴槽がなおこのお湯の良さを強調してくれる。この湯小屋を守っている地元の人たちに感謝して入るようにしたい。入浴時間15分を守り、できれば上がる際に掃除もして上がりましょう。

H15/10/4


   
入口横にかけられた地元のおばちゃん達のタオル。  浴室脇から溢れるお湯がまた豪快でした。         今では全く跡形もありません(残念)