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岩木山南麓の羽黒温泉にある温泉民宿。今回は１泊２食付き6,500円という値段で宿泊利用した。老夫婦が経営するアットホームな雰囲気の温泉宿。宿のご主人が多才な方で，館内の殆どのものがご主人手作りのもの。小さめの内湯が１つと離れた渓流沿いに露天風呂があり，どちらも貸切利用となる。
内湯に入るとまずその浴室の雰囲気にノックアウトさせられる。２人くらいが入れる小さめの浴槽と，１人サイズの浴槽が並び，どちらも析出物でコテコテにコーティングされている。熱めの源泉を自由に注がせることができ，熱すぎるときは自分で加水して調整する。熱い方はこの時４８℃。びりびりくる浴感がたまらない。１分入っているだけで体が真っ赤になった。小さい方の浴槽は投入量を抑えていたためか温めで４０℃程度。この浴槽に体を沈めると浴室内に大洪水が起こる。びっくりするほど大量のかけ流しとなり，浴槽から出ると湯面が１５ｃｍ程下がってしまった。次に入る人ごめんなさい。 津軽ならではの温かい心遣いを感じる宿です。料理は山菜料理を主体に食べきれないほど出てくるし，わき水はうまいし，ご主人がデザインしたりんごジュースをごちそうになるし…。何よりも津軽弁でどんどん話しかけてくれるおばあちゃんが大好きです。さて次はいつ行こうかな。 H19/4/28宿泊 |
露天風呂は宿の裏の離れた場所にあり，すぐ横を川が流れる。川の音を聞き，目の前にそびえる雄大な岩木山を眺めながら湯浴み（写真参照：露天風呂から見える岩木山から昇る朝日）できる。お湯は笹濁りの色をしており，やや熱めで適温になっている。金気臭というより芒硝臭が強めで，独特の香りが鼻に入ってくる。うぅん，これはとても気持ちいいです。まだちらほらと残雪がある景色の中で熱くほてった体を冷まし，また熱い湯に浸かる。何と贅沢な一時なのか。結局夜の月見風呂と朝の日の出風呂と２回じっくり浸かってお湯を満喫した。浴感といい，景色といい，どれも満点です。ここは再訪間違いなしでしょう。
