掛落林温泉(Karabayashi Spa)
施設名 公衆浴場 あすなろ温泉 場 所 青森県板柳町掛落林 源泉名 掛落林温泉 泉 質 ナトリウム-塩化物泉 温 度 63.8℃ pH 7.9 溶存成分総計 11,160mg/kg お湯の様子 塩味,茶褐色透明,かけ流し,並アブラ臭(家族風呂と露天は大) 料 金 300円
(家族風呂1000円)営業時間 8:00〜22:00 ※ 当HPでは公衆浴場や家族風呂など日帰り利用施設は「公衆浴場 あすなろ温泉」として,
日帰りで利用できない旅館部を「あすなろ温泉 旅館部」として別扱いしています。
国道7号から旧国道339号を鶴田町方面へ向い,掛落林集落のY字路を右方向へ向いそのまま道なりに進むとある。ダンスホールとデイケアセンター,温泉とが複合した施設。
施設に入る前に側溝からアブラ臭が漂ってくる。内湯が熱湯と温湯の2つ,それに奥へ向かって砂湯があり,さらに奥に露天風呂がある。露天風呂からは岩木山が一望できる。お湯は茶褐色透明な食塩泉で,源泉はかなりのアブラ臭がある。塩味もなかなか濃く,浴後に汗が止まらないのが特徴。食塩泉でありながらツルツル感があるのも特徴的で,根強い地元ファンが多い。内湯の 熱湯浴槽は深く,そこそこ熱めなので入りごたえがある。温湯はかなりの加水があり,アブラ臭が弱まっている。露天風呂も加水はあるが,アブラ臭が多めで心地よい。露天風呂に浸かりながらじっくりアブラ中毒に陥る人も続出するものと考えられる。
しかしここで一番すばらしいのは,旅館部と家族風呂である。ふつうのビジネスホテルの風呂にそのまま源泉を味わうことができるのだ。熱めのお湯なのでさますまで時間が掛かるが,源泉100%のアブラ臭に包まれて部屋風呂を満喫できるのはおそらく日本でここだけであろう。
H16/6/28再宿泊
もうこれで何度目になるのかわからないくらいの再訪です。今回は家族風呂「紅月」をお借りしました。1時間1000円で貸切風呂ができるのだから,これはもうアブラ臭好きにはたまらない場所です。今まで宿泊利用でいつも「王林」を利用していたため,この部屋にはあまり縁がありませんでした。しかし,この部屋も良いですね。岩風呂にしんみり注がれているアブラ臭抜群の食塩泉。浴室内に籠もるすばらしい香り。そして何ともいえないビリビリした熱湯が良いんです。予定通り1時間しっかり満喫しました。また来るときは大浴場ではなく,きっと家族風呂を借りることになるでしょう。
(右写真は王林浴槽を二人で溢れさせショット)H19/11/4再∞訪
内湯。手前が温めで奥が熱め。右が電気風呂。 露天は美しいエメラルドグリーンに輝く。 露天から見える夕闇の岩木山。美しか!!
こちらは家族風呂の王林。浴室がデラックス。 雰囲気重視なら家族風呂の紅月がオススメ。 家族風呂の金星はちょっと不思議なプラスチックバス
あすなろ温泉の公衆浴場に久しぶりに行ってみました。アブラ臭は健在でしたが、男湯の露天風呂の湯口が1つになっていたため、今までのような混合源泉と熱めの源泉とのブレンドを楽しめなくなっていました。ビリッと熱めのお湯は強烈に塩辛く、肌寒い11月の気温に絶妙にマッチしていました。時代の流れなのかあすなろ温泉も自動券売機になっていました。
H23/11/20
こちら現在の露天風呂。 湯口が1本になっていました。女湯は相変わらず2本だそうでして…、なぜ? 岩木山が相変わらず美しかったです。