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黒石市板留温泉の中に並ぶ民宿群の真ん中に位置する温泉民宿。早朝８時半過ぎに掃除のためにお湯を抜くがお昼過ぎには溜まっているため，お客が泊まる日以外は（夕方からの客に汚れたお湯を出したくないという理由から)昼から日帰り入浴が可能になる。 近くの民宿がほぼお湯を抜いている中とても重宝する民宿である。 入口から入ってすぐ正面の左手に男女別の浴室が１つずつあり，狭めの一人用サイズの浴槽が１つとシャワー付きカランが１つあるだけの非常にシンプルなもの。浴槽は公園のベンチなどにありがちな肌色の石造りのもので，肌色系の固められたコンクリの中に白いキラキラ光る石がちりばめられている。それが１／４円の形になっており，その浴槽へ水と一緒に源泉が投入されている。無色透明，無味，芒硝臭が香るお湯が旧板留共同浴場のような長めの蛇口湯口から静かに注がれている。この蛇口はまさしく共同浴場と同じ！と思って思わず感動してしまった。加水のせいでやや温めの湯温になっており，ついついゆっくり浸かってしまった。気を取り直してどんどん源泉を投入して熱めにすると，板留特有のビリビリ感が肌に突き刺さるようになってくる。これは堪りませんなぁ。お湯を調整するのも狭めの浴槽なので簡単でとても好都合である。やはり板留のお湯は狭い浴槽に限ります。ここ周辺一帯の民宿は１泊２食で６５００円というかなり安価で宿泊利用できる。一度どこかの温泉民宿にゆっくり泊まってみたいものである。 H18/10/15
ちょいとした友人の所用につきあって宿泊利用しました。次の日の早朝に個人的な用事があるため，素泊まり４０００円で利用させていただきました。２１時に到着した段階ですでに布団が敷いてあり，早速お湯に浸からせてもらいました。無色透明でやや土濁りをした色のお湯からは薬系芒硝臭がうっすら香り，肌にやさしい浴感があります。このお湯をずっと独り占めできると思うと…。実に幸せな夜になりました。寝る前の１時台にもう一度お湯に浸かり，２時に就寝しました。やっぱり板留のお湯は素敵ですね。泊まってみるとその良さがひしひしと伝わってきます（芒硝好きの人には） 翌朝は３時半起きで，結局１時間半睡眠という無茶な状態で自宅目指してひた走りました（涙） H21/4/11宿泊
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