板留温泉(Itadome Spa


施設名 ホテルあずまし屋

場 所 青森県黒石市板留
源泉名 板留温泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
(低張性中性高温泉)
温 度 58.6℃ pH 7.2 溶存成分総計 1,580mg/kg
お湯の様子 無色透明,弱芒硝臭,無味,かけ流し,ぬるめ
料  金 500円 営業時間 〜19:00

  黒石市板留温泉で一番大規模旅館だった丹羽旅館が廃業し、その建物を生かしてリニューアルオープンしたもの。浴室は以前の丹羽旅館のものと同じ配置になっているが、源泉の使い方が若干変更になっていた。 帳場やトイレ、食堂などのプレートが地元の伝統工芸品であるこけしを使っているところがこじゃれていて良い。

 入り口から入って左側が女湯、右側が男湯になっている。入れ替え制では無いのだが、男子浴室の奥に女子トイレがあり、女子浴室の手前に男子トイレがあるところだけはしっかり直してほしい…。タイル張りの大きめ内湯が1つあり、白を基調とした明るい感じの内湯になっている。扉を開けた瞬間にふわりと香る芒硝臭がうれしい。湯温もちょうど良く、体にちょっとだけピリッとくるような感じだ。まだ完全にたまりきっていない浴槽を見ると「一番風呂」をイメージできてちょっとうれしくなる。丹羽旅館時代は内湯からあふれ出したお湯がメインの露天風呂だったが、今度は2ヶ所から熱々の源泉が注入されており、湯温もジャストに調整されていた。うらの家から見えないように大きめの和傘パラソルがアクセントになり、なかなか良い雰囲気の露天風呂になっていた。ほんのちょっと寄るつもりだったのだが気に入ってしまい、この露天と内湯をゆったり往復しながら浸かり、気が付いたら1時間以上長居してしまった。やはり芒硝泉好きの人は、こういう施設でのんびり夏休みでもしたいものです。

H29/9/25


    
 広めの内湯。以前と変わらないがお湯が良くなったように思える。   源泉成分がこびりついた露天風呂湯口。   こちらがのんびりできた露天風呂。