長寿温泉(Choju Spa 


施設名 津軽長寿温泉
場 所 青森県弘前市東城北3丁目
源泉名 東城北温泉(津軽長寿温泉)再
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(高張性中性高温泉)
温 度 50.2℃ pH 7.4 溶存成分総計 20,208mg/kg
(Na 7029mg, Fe1 0.9mg, Fe2 4.9mg, Cl 11796mg, Br 28mg, I 19.6mg)
お湯の様子 うす黄色透明、塩味、金気臭、熱め、かけ流し
料 金 350円 営業時間 〜21:00

 弘前市内にある温泉公衆浴場。今まで見つけられずにロストしていたが今回ついに訪れることができた。以前は別源泉を利用していた昔ながらの公衆浴場で、滑り台まであったらしいのだが…。今回は新しくなった津軽長寿温泉を利用した。

 浴室に入ってすぐに、足洗い場がある。こちら、よほど足がきたない人が入ってくるからなのか…、バケツに温めの源泉が溢れていた。普通ならかけ湯とかかぶり湯、上がり湯と呼ぶのだが、足洗い場というのは初めてだったのでとても印象深い。左側が浴槽、右側が洗い場になっている。浴槽は熱湯、中温湯、打たせ湯と続き、でんき風呂、ジャグジー、サウナ、水風呂、そして温い湯の浴槽と寝湯がある。熱湯浴槽は薄黄色透明のお湯で塩味があるお湯。ビリッと熱めで長湯をすると確実にノックアウトするお湯だ。中温湯も同じお湯が注がれており、注がせる量と浴槽の広さで温度調節している。ふんわりと金気臭も香るお湯だ。成分分析表よりも薄く感じるのでおそらく加水があるのだろう。
 次に温い湯の浴槽に浸かってみた。こちら34度と表記があり、入ると人肌程度の本当に温いお湯だ。大光寺温泉の湯口のように、蛇口から源泉がドバーっと流れており、これがまた豪快で見応えがある。お湯は先ほどのお湯より濃いめで、浴感も若干違うように感じられた。塩味も濃く、金気臭に混じって若干炭酸臭もする。すばらしいお湯だ。ぬるさも堪らない。この浴槽にならきっと1時間は滞在できるだろう。気がついたら温泉仲間の相方君がぬるい湯の隣にある寝湯浴槽に横たわって居座ってしまった。やはりこの寝湯もぬるい方の源泉を利用している。そうこうしているうちに温泉仲間全員がぬるい湯浴槽を占拠してしまった。うぅん、実に罪深い浴槽だ。この源泉、聞いた話だと以前から使っていた古い方の源泉なのだそうで…。
 昔の津軽長寿温泉にも浸かってみたかったです。そして、滑り台を滑り降りてみたかったです。(願望)

H23/5/4


  
手前が熱めの浴槽。奥が中温湯。打たせ湯とでんき風呂もある。   湯口は幅広で少しずつ伝わせる。    反対側から見たショット。美しいです。

  
こちらが温めの湯温の低温浴槽。昔の源泉をそのまま使った贅沢な低温湯。こちらの方が濃いめの良いお湯。   入り口にある足洗い場。なぜかバケツが…。