古遠部温泉(Furutobe Spa  


施設名 古遠部温泉
場 所 青森県平川市碇ヶ関字西碇ヶ関山
源泉名 奥遠部温泉
泉 質 含石膏弱食塩泉  (緩和性低張性温泉)
温 度 42.0℃ pH 6.5 溶存成分総計 6,362mg/kg
お湯の様子 毎分500㍑かけ流し,金気臭,炭酸味,床が温泉成分で多層化
料 金 260円 営業時間 9:00〜21:00

 国道282号碇ヶ関分岐点から小坂町方面へ向かい、東北自動車道ガード下をくぐる場所付近で北側に曲がり約1キロ。林道沿いに(途中ジャリに変身)進むとたどりつく。

 古い一軒家の旅館だが秘湯ムードは抜群によい。脳梗塞などで体が動かない人たちや皮膚病の人たちの湯治客に根強い人気がある。入口から入って階段を下ると男女別の浴室がある。狭い脱衣所から浴室を覗いてみると,長方形の浴槽が1つあるだけのシンプルな浴室であることがわかる。お湯の湧出量が多く、浴室にはドバドバとお湯が注がれ、川のように溢れたお湯が外へ流れていく。窓からその流れ出たお湯を目で追うと、そのまま谷底へ川のように流れていく姿に圧倒される。床はもともと木でつくられた物だが(20年くらい前だそうだ)温泉成分の石膏が固まったため、木にコーティングされた成分のため、木であることが判別できないくらい固まって多層コーティングボードと化している。お湯は赤い湯ノ花が舞う温めの透明なお湯。最近人気が高いため駐車場があっという間に埋まってしまうので、土日に訪れるのは湯治客のためにさけた方が良いかも。

H17/11/20再訪


  
成分がびっしり床に着いた古遠部の内湯。どばどばの度合いが違う。   こちらが湯口。かなり豪快です。   浴槽の縁も削られてかなりきれいになりました。