鍋石温泉（Nabeishi Spa） 

施設名	ウェスパ椿山　 島のコテージ
場　所	青森県深浦町舮作鍋石
源泉名	鍋石温泉
泉　質	含鉄(1)-ﾅﾄﾘｳﾑ-塩化物強塩泉　 　　　　　　　　（高張性中性高温泉）
温　度	50.8℃	ｐH	−	溶存成分総計	27,862mg/kg
	(CO2 510.4mg, Fe(1)26.1mg)
お湯の様子	無色透明，強烈塩味＋苦味，潮臭＋石膏臭，かけ流し，濾過あり
料　金	日帰り不可	営業時間		２４時間

深浦町の旧岩崎村に近いほうにある複合リゾート施設にある宿泊用コテージの１つ。花のコテージは数年前に湯めぐらんすで利用したことがあるので、今回は４人用島のコテージ１棟（宿泊， ２人分入湯税込み）１９，２００円を家族で利用した。 　島のコテージも花のコテージ同様に、お湯は無色透明で 展望浴場にも花のコテージにも使われている濃い鍋石温泉だ。今回は気兼ねなく夜遅くまでこのお湯を満喫させてもらった。お湯のレポートは以前と同様なのでこちらを見て判断していただきたい。今回は花のコテージに紹介していなかった部屋の様子を中心にレポートする。 　コテージの造りは花も島も同様の造りで、場所が海の近くか海から遠いかが違うだけだ。景色や場所に拘る人は島のコテージを、そうで無い場合は花のコテージを利用するのが良いかもしれない。今回利用したマルタの部屋からは海の眺めは臨めず…、しかも大雨だったため夕日も見られず…、これだと花のコテージでも良かったかな？と結果的に思えた。 　玄関から入るとすぐにリビングダイニングルームになる。玄関の扉が透明なガラスで作られているため、そのままだと外からリビングが丸見えになる造りだが、ロールスクリーンで隠すことができるようになっている。 　リビングスペースには４人がゆったり座れるソファと小さなテーブルがあり、地デジ対応の大型液晶テレビを見ながらくつろげる。部屋には金庫も備えられている。リビングスペースの背後にはダイニングスペースがあり、食事をするダイニングテーブルとキッチンがある。キッチンに備えられている電化製品は、電子レンジ、冷蔵庫、５．５合炊き炊飯ジャー、電気ポットで、希望者には無料でホットプレートも貸し出してくれる。食器、鍋、包丁＆まな板、台所洗剤とスポンジなど、自炊に必要なものは全てそろっているが、調味料は備え付けられていない。ＩＨクッキングヒーター３つとグリルが付いたビルドインタイプのコンロもある。料理をするには十分すぎる設備がある。 　１階の寝室と２階の寝室にそれぞれベッドが２つずつあり、どちらの部屋にもエアコンが完備している。シングルサイズのベッドなので寝相が悪い人はもしかするとベッドから落ちるかもしれない。ちなみに６人タイプのコテージだと２階が２部屋になる。 　１階にある浴室、洗面所、トイレ（ウォシュレット付き）は狭いながらも快適だ。洗面所には歯磨き粉つき歯ブラシが人数分と、ピンク色のタオル＆バスタオルが用意されている。ちなみにこのタオルを持っていくと展望風呂が無料になる。お湯好きの人はだんぜんコテージのポリバスで自在かけ流しを楽しんだ方が良い。 　チェックアウトが１０時なので、自炊の場合は片付けの時間を考慮して過ごさないとチェックアウトが遅れ、クリーニングの人たちに迷惑がかかることになるので気をつけよう。値段が高かった割にあまり変化が無いということで、花のコテージより評価が一つ下がりましたが、ここは家族やグループで過ごすにはとても良い施設だということを改めて実感した。 H22/9/18泊

　　
リビングと玄関。玄関にはロールスクリーンがあり、外から見えないようにできる。　　リビング。ソファでゆったりできる。　　　ダイニング。十分な広さが保証される。　

　　
ベッドルーム。２階に１つと１階に１つある。　　　お風呂は予定通り鍋石温泉そのままかけ流し。　　　今回泊まったマルタの部屋。