黄金崎不老不死温泉(Koganezaki Never Die Never Age Spa 


施設名 黄金崎不老ふ死温泉
場 所 青森県深浦町舮作下清滝
源泉名 黄金崎不老不死温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物強塩泉 (高張性中性高温泉)
温 度 50.2℃ pH 溶存成分総計 23,200mg/kg

(Na 5999mg, Ca 859mg, Cl 12540mg, CO2 487mg, K 337mg, Mg 895mg, Fe(1)13mg)

お湯の様子 オレンジ色濁り, 塩味+苦味,金気臭,かけ流し,加水あり
料 金 600円 営業時間 8:00〜20:00

 あまりにも有名な温泉旅館である不老不死温泉に8年ぶりに訪問できました。前回訪問したときはまだ本館が古い建物の時で,仕事で来た際に宿泊で利用しました。今回は荒天時に日帰りで利用です。それにしても暴風注意報が出ている中での日本海。しびれました。

 本館に男女別の内湯が1つずつ。新館に男女別の内湯+露天風呂がそれぞれ1つずつ。それに有名な磯露天風呂がある。本館の源泉と露天,新館の源泉は異なっているので,新館と本館,または露天と本館を利用すればどちらの源泉も堪能できる。
 今回は露天風呂が荒天で海水に浸かっていて,利用不可能(上の写真の通り荒波に囲まれる磯露天風呂)だった。危険ではあるが見学は良いとのことだったので,行ってみると案の定,いつもならオレンジ色濁りのはずなのに,海水とのブレンドで透明な色になっていた。湯温も約20度といったところ。しかも次から次へと海水が押し寄せてくる。早々と退散しました。
 さて,本館内湯に行ってみると・・・。久しぶりに行ってびっくりするのが全く新しくなって,昔の面影がないということ。これではどちらが新館なのかわからないくらいきれいになった。大きめの浴槽に無色透明なお湯が井戸水の加水とともに注がれ,時間と共にオレンジ色濁り浴槽を満たしている。強烈な塩味というよりは,塩味+苦味を感じるもので,金気臭を伴い,体にかぶさってくるような浴感がある。長湯するとおそらくダウンするだろう食塩泉なので,入っては休み,また入って今度はトドになり,と一日ゆっくり浸かると良いであろう。
 本館で腕にテープを巻いてもらうと,新館の風呂も利用できる(10:30〜14:00)ので,ゆとりがある人は新館の立派なお風呂も堪能すると良い。2階の無料休憩室も使えるので,ここはすぐに帰らず,じっくり堪能して欲しい。

H18/2/27


  
これが本館の内湯。ずいぶん立派になりました。   湯口の左側が源泉,右側が加水の井戸水。   この輪を付けていると,新館にも行ける。

  
この日の露天風呂は荒天で水没。残念!  湯口からはそれでも海水に負けないように出続けていました。  女性用露天も負けじとお湯を注いでいます。