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嶽温泉の中で中心に位置する老舗旅館。土産物屋，食堂，旅館とあるが，どれがメインなのかわからないくらい雑然としている。嶽きみの時期になると一層すごいことになる。ここは名物の野天百人風呂がある。
玄関から入って
正面右側に男女別の内湯がある。コンクリート浴槽の周りに木で作られたスノコが敷いてあるのが特徴的で，小さめの浴槽に無色透明な硫黄泉が注がれ，かけ流されている。底に湯花が沈んでおり，かき回すと白濁してくる。お湯は適温に保たれており，酸味があるピリリとしたお湯がちょうど良く肌に染みこんでくる。硫黄臭が香ばしい。 ここの名物野天百人風呂へは一旦着替えて外へ出る必要がある。旅館の裏に出て，県道３号のほうへ約１５ｍ程歩くことになる。そこに板塀でかこったスペースがあり，露天風呂がある。冬の時期は周りの植物が枯れているため，道路からの見晴らしがとてもよろしい。やはり夏に気持ちよさそうだ。今回山楽は久しぶりの訪問だったのだが，露天風呂のほうを初めて見学させてもらった。お湯自体はどこの施設も同じなので，あとは好みで選べばよいだろう。 H17/9/22 |
