浅虫温泉(Asamushi Spa)
施設名 ゆーさ浅虫 はだか湯
場 所 青森県青森市浅虫字山下 源泉名 浅虫温泉配湯泉 泉 質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉) 温 度 58.6℃ pH 7.4 溶存成分総計 969mg/kg (SO4 420.8mg , Na 168.6mg , Ca 115.2mg)
お湯の様子 無色透明、無味、弱石膏臭、適温、半循環利用 料 金 350円 営業時間 7:00〜20:30
青森市と平内町との境に位置する浅虫温泉街のR4沿いに新しく作られた道の駅「ゆーさ浅虫」の5階にある公衆浴場。1990年代前半までは同名の公衆浴場が温泉街にあったが、建物の老朽化と利用者の減少により閉鎖された。(閉鎖直前の料金は地区民以外300円)この昔の公衆浴場は結構好きだった。深い浴槽の内湯が1つで,じっくり熱めのお湯が注がれていて狭い浴室が活気に満ちあふれていたような気がする。
道の駅開業と同時に、昔と同じはだか湯という名前を使い復活した公衆浴場である。エレベーターを上ると近代的な受付にたどり着く。中央に温泉利用者のロビーがあり、左に男湯、右に女湯がある。
展望風呂と名付けられた通り、海側に開けた窓は広々としていて、眼前に陸奥湾の雄大な景色が広がる(眺めは本当に最高です)。熱めの浴槽とぬるめの浴槽の2つがあるが、残念ながら循環利用の風呂で、2カ所の吸い込み口と窓側に溢れるように作られた浴槽の仕組みから、洗い場側にお湯が溢れることはない。設備としては最高級の質感(桶や座具が木製、鍵付き脱衣箱、デジタル温度計など)を誇るが、メインであるお湯にあまり温泉らしさが感じられない。H14/12/30
あれから10年以上たち、浅虫温泉のシンボルだったはずのはだか湯がどうなったかを確かめに行ってみました。この日は受付終了があと30分という時間帯だったので4人の先客がいるだけで、ゆっくり湯浴みすることができました。しかもびっくりしたのが、かけ流されているのです。はっきりわかるくらい大量に床の上を溢れたお湯が流れているのが見えます。しかも消毒臭がありません。中央の湯口から注がれるお湯はけっこうな量で、今まであふれ出していた窓側の吸い込みスペースではなく、手前の床に流れていっているのです。湯口の下にもう一つ注がれている湯口があるのは愛嬌ですが、床を流れる様子を見るだけでホッとします。350円という値段の設定で、絶景&お湯遣いが良くなると来てみる価値はアップするわけでして。★1つつきました。
H28/2/28
手前の広い方が温めの40℃ 奥の小さいほうが42℃の設定でした。 中央の茶色いのが湯口です。 湯口の下にある銀の丸い穴も湯口です。
窓の外にはシーズンになると漁り火が見えるかも? 溢れていく量がすごく多いです。