多喜の湯温泉(Takinoyu Spa)
施設名 多喜の湯温泉
場 所 青森県青森市茶屋町14 源泉名 多喜の湯 泉 質 単純泉 温 度 34.0℃ pH 8.0 溶存成分総計 327mg/kg (HCO3 95mg , Na 57mg , Cl 33mg) お湯の様子 無色透明,無味,弱カルキ臭,循環利用,加温あり(水風呂源泉かけ流し) 料 金 450円 営業時間 13:00〜21:00(日曜のみ11:00〜営業)
青森市内の中心,堤川のすぐ横にある茶屋町という昔ながらの町中にある温泉銭湯。国道4号線から海側へ約40m進んだ交差点にある。すぐ隣に一緒の建物を利用している美容室がある。駐車スペースが5台分(薬屋と共同利用)しかないので車で行く場合は注意が必要。
浴室内には浴槽が2つあり,どちらも循環利用されている。消毒臭はかなり薄いので安心して入ることができる。温泉銭湯らしくスケールの大きな壁画があり,その下に豪快に循環湯を注がせる湯口がある。2つの浴槽は繋がっており,湯温は変わらない。奥にあるスチームサウナが故障しているため,水風呂も利用できなくなっていた。さて,この温泉銭湯,どこがすごいのかというと,打たせ湯とカランです。打たせ湯も源泉加温なし消毒なし加水無し100%源泉。カランも同様である。カランの水は普通冷たいものが利用されているが,ここのカランは水が34℃,お湯が43℃と実に不思議な設定になっている。つまり冷たい水が出ないのである。浴槽よりもこのカランの水を豪快に汲み,それをかけ続けるだけでかなり体がほてってくる。打たせ湯も同様で,源泉を浴び続けることができるのでとても良い。ここは夏に訪れてずっと源泉を浴び続けると気持ちよさそうである。
H18/9/23
こちらは循環湯を利用した浴槽。 湯口からはお湯がドバドバなのに,お湯自体が溢れてこない。 壁画はダイナミックな海と砂浜を描く。
この打たせ湯とカランが気持ち良いのだ。これがあるから★が1個付くのです。 一瞬入り口がわからなくなります。
暑い夏に久しぶりに多喜の湯へ行ってみました。当然お目当ては源泉100%の水風呂です。暑い夏は水風呂に限ります!ですね。さて、先客が一人いまして・・・。しかも水風呂にまったり入っていてこれがまたなかなか出てこないんです。待つこと10分。やっと自分の出番が来ました。熱い加温浴槽に浸からずにがまんしたかいがありました。素晴らしい浴感、すばらしい温泉臭、そして適温の34℃。こんな素晴らしいお湯が独占できるんです。
先客が浴室を後にしてから20分間、好きなだけこの水風呂浴槽を独泉しました。H29/8/6
今回も入ることがなかった加温浴槽。 こちらが美しく窓の光を映す源泉水風呂。 独特な湯口には巨大なステンレスが覆っています。