唐橋温泉(Karahashi Spa)
施設名 こやなぎ温泉 場 所 青森県青森市八重田字露草 源泉名 唐橋温泉 泉 質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 温 度 39.4℃ pH − 溶存成分総計 1,930mg/kg (Ca 330mg, Na 107mg, SO4 1369mg, Cl 55mg) お湯の様子 無色透明,微塩味,ぬるめ,無臭,かけ流し 料 金 390円 営業時間 5:00〜21:00
青森市の小柳団地にある津軽でよく見かけるタイプの温泉銭湯。営業時間も長めで,浴槽も広め。地区の住民にとって憩いの場として使われている。最近「溶岩浴」と呼ばれる不思議な岩盤浴(女性専用)も登場し,昔ながらの温泉銭湯だったこやなぎ温泉も時代に合わせて変化を遂げた。
浴室に入るとまずかけ湯(右写真)があり,源泉そのままのぬるめのお湯が出迎えてくれる。その裏に浴槽が2つ並び,手前が熱め,奥が適温でジャグジーの浴槽だ。中央にある茶碗のような湯口からドバドバとお湯を注がせかけ流している。浴槽の周りを取り囲むように洗い場が並び,洗い場のシャワーやカランは温泉を利用している。お湯は微塩味がするクセのないお湯で,浴槽内の温度はやや熱めの温度に加温されている。これでもし加温されていない源泉があったら…。
と思ったら,あ・り・ま・し・た。洗い場の奥に,でんきぶろ,寝湯,そしてその横に小さな立湯と3つ繋がった浴槽がひっそり存在しているだ。こここそ源泉100%のこやなぎ温泉だ。でんきぶろと寝湯はパス。その横にある2人サイズの深い浴槽は,浴槽内から源泉を注がせ,3つつながった浴槽の前面からどんどん溢れていっている。ぬるめでジャスト体温といった温度で,体を包み込むようなやわらかい浴感がある。ふわふわと深い浴槽に体を浮かべながら,お湯が溢れていく様子を眺めているだけで幸せな気分になった。となりの寝湯のジェットがうるさいかもしれないが,それを上回るほどの心地よさだ。ここの小さい浴槽がとても気に入り,結局閉店まで居てしまった。
以前から何となくパスしていたこやなぎ温泉だったが,実はすばらしい湯使いの温泉銭湯でした。H20/8/2
2つの浴槽が並ぶ。手前が熱め。奥が適温でジャグジー。 加温源泉をどひゃどひゃ注がせ 豪快にかけ流し。見えますかね波打つのが。
こちらが源泉温度そのままの立湯,寝湯,でんきぶろ。 水面を見ると,どんどん溢れていきます。 源泉投入口は浴槽内にあります。